作曲
作曲者は分かりません。
Hänschen klein(幼いハンス)はドイツの民謡・童謡です。
この曲の歌詞は、当時は一般的であった14歳で修行と旅を始めるために世界へ旅立つ若者の話です。
子どもとの別れは母親に苦痛を与えますが、子どもの幸せを願っていて、子どもは自分が愛されていることを知り、同時に自由を感じることができます。
旅立ちから7年後に、成長した息子は成熟した人格となって戻ってきて、愛情深く迎えられます。
日本ではこのメロディーが『ちょうちょう』として広く知られています。
作曲者は分かりません。
原文の作詞者はドレスデン(ドイツ ザクセン州)の教師、フランツ・ヴィーデマン (Franz Wiedemann 1821-1882) です。
日本語の『ちょうちょう』は1番が野村秋足(1819-1902)によるもの、2番が稲垣千頴(1845-1913)によるもので、3番と4番の歌詞は作者が分かりません。
Hänschen klein, geht allein
In die weite Welt hinein,
Stock und Hut steht ihm gut,
Ist auch wohlgemuth.
Aber Mutter weinet sehr,
Hat ja nun kein Hänschen mehr.
Wünsch dir Glück, sagt ihr Blick,
Komm nur bald zurück!
Viele Jahr, trüb und klar,
Hänschen in der Fremde war.
Da besinnt sich das Kind,
Ziehet heim geschwind.
Doch, nun ist’s kein Hänschen mehr,
Nein, ein großer Hans ist er;
Schwarz gebrannt Stirn und Hand.
Wird er wol erkannt?
Eins, Zwei, Drei gehn vorbei,
Wissen nicht, wer das wol sei.
Schwester spricht: Welch’ Gesicht!
Kennt den Bruder nicht.
Kommt daher die Mutter sein,
Schaut ihm kaum ins Aug hinein,
Ruft sie schon: Hans! Mein Sohn!
Grüß dich Gott, mein Sohn!
原曲はそんな歌詞なんですね。
知らなかったなあ。
14歳になると修行に出る風習っいうのは聞いた事がありますが、なるほどと感心してしまいます。
動画はアニメーションですが、原曲の雰囲気が伝わるものをリンクさせていただきました。
楽しいので見てください。
アニメーション動画ですがストーリーが伝わります。