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8月生まれの作曲家はドビュッシーが挙げられます。
フルネームはクロード・アシル・ドビュッシー(仏: Claude Achille Debussy)、1862年8月22日にフランスのサン=ジェルマン=アン=レーで生まれた作曲家です。
ドビュッシーの作曲の特徴は、長音階・短音階以外の旋法と、機能和声にとらわれることのない自由な和声法などにあり、また事物の幻想的なイメージを音で表現することに努めました。
有名な曲では交響詩『海』、ピアノ曲では『亜麻色の髪の乙女』『2つのアラベスク』『喜びの島』『月の光』などでしょうか。
『喜びの島』は画家ジャン・アントワーヌ・ヴァトーの作品「シテール島への船出」の影響を受けたとされる曲です。
シテール島は神話では愛の女神ビーナスの島とされていてます。
ドビュッシーも恋人との旅行中に『喜びの島』を作曲したそうです。
アレグロとヴィヴァーチェはどちらもイタリア語で、アレグロ(allegro)が『陽気な』、ヴィヴァーチェ(vivace)が『活気のある』という意味の別々の単語です。
これを楽譜における速度標語として用いると以下のような意味合いになります。
Allegro(アレグロ)速く、速くて陽気な、快活な
Vivace(ヴィヴァーチェ)活発に速く、生き生きと
どちらも速度標語ですが、速度と一緒に語源から感じ取れるような気分や表情が求められています。
この二つの速度記号が一緒に用いられた場合の意味合いは以下のようになります。
Allegro vivace(アレグロ・ヴィヴァーチェ)快活に速く、allegroより速く
速さのイメージはアレグロよりも早いくらいですね。
もう少し具体的に速さを知りたい方がいらっしゃると思いますので、練習をする時の目安としてメトロノームに書かれている数字を参考に記しますが、メトロノームのメーカーによっても違うと思いますので参考としてください。
Allegro = 132
Vivace = 160
速度は時代によって変化するものですし、気分や表情は速度だけでは表せないので、練習を始めるときの目安として使ってください。
このHPでは、アレグロ・ヴィヴァーチェをメッセージとして、明るく楽しく音楽に取り組んでいる方を応援しています。
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