Wiegenlied ブラームスの子守歌

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Wiegenlied(ブラームスの子守歌)はヨハネス・ブラームスが作曲したドイツの歌です。
『子守歌』はブラームスの作品49-4で、友人ベルタ・ファーバーの次男誕生を記念して捧げられた曲です。
1869年に初演された際には、クララ・シューマンがピアノ伴奏を担当しました。

作曲

作曲者は中期ロマン派のドイツの作曲家、名ピアニスト、指揮者のヨハネス・ブラームス(Johannes Brahms, 1833-1897)です。
J.S.バッハ(Bach)、ベートーヴェン(Beethoven)と共にドイツ音楽における三大Bと称される偉大な作曲家です。

作詞

初版の際には歌詞は第1節のみで、『Des Knaben Wunderhorn 少年の魔法の角笛』というドイツの民衆歌謡の詩集からの引用でした。
1849年にドイツの民謡、寓話作家のゲオルク・シェーラー(Georg Scherer, 1824-1909)により書かれた詩を第2節として加えました。

歌詞(ドイツ語)

Guten Abend, gut' Nacht,
mit Rosen bedacht,
mit Näglein besteckt,
schlupf' unter die Deck':
Morgen früh, wenn Gott will,
wirst du wieder geweckt.

Guten Abend, gut' Nacht,
von Englein bewacht,
die zeigen im Traum
dir Christkindleins Baum:
schlaf nun selig und süß,
schau im Traum 's Paradies.

管理人コメント

美しい曲ですね。
子守歌と言えば『シューベルトの子守歌』が思い浮かびますが、『ブラームスの子守歌』も広く知られた人気の曲です。

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ドイツ語です。