Alouette
アルエット

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『Alouette アルエット』はフランス語圏、特にカナダで人気の童謡です。
この歌が最初に楽譜として掲載されたのは、ケベック州の『マギル大学の学生と卒業生のためのポケット・ソングブック』だと言われています。
歌の起源は北米とフランス間の毛皮貿易と関連していると考えられていて、カヌーを使って湖や川を渡る大規模な交易において、櫓を漕ぐ掛け声として歌われていました。
歌詞は、ヒバリの羽根を頭から順番にむしっていきます。
日本語では『やおやさん』や『タマゴとニワトリ』など、童謡や遊び歌として知られています。

作詞・作曲

作詞者も作曲者も分かりません。

歌詞(フランス語)

Refrain:
Alouette, gentille alouette,
Alouette, je te plumerai.

1. Je te plumerai la tête. (x2)
Et la tête! (x2)
Alouette! (x2)
A-a-a-ah
(Refrain)

2. Je te plumerai le bec. (x2)
Et le bec! (x2)
Et la tête! (x2)
Alouette! (x2)
A-a-a-ah
(Refrain)

3. ... les yeux
4. ... le cou
5. ... les ailes
6. ... les pattes
7. ... la queue
8. ... le dos

管理人コメント

ヒバリの毛をむしり取るという歌詞が、いささか童謡には向かないようにも思いますが、元はカヌーを漕ぐ航海者たちの歌だという事なら納得です。
歌詞を2回ずつ繰り返すのもリーダーとメンバーの掛け合いですね。
音楽によって、つらい長旅が少しでも楽しくできていたなら、それは素敵な事ですね。

YouTube 動画

 注)歌詞は若干違うようです。