Auld Lang Syne 邦題:蛍の光

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Auld Lang Syne(オールド・ラング・サイン)はスコットランドの民謡です。
伝統的に、大晦日の真夜中に古い年に別れを告げるために歌われます。
また卒業式や葬儀などの行事においても、その別れや終わりの際によく使われます。
日本では『蛍の光』として親しまれている曲です。
この原曲を3拍子にアレンジした『別れのワルツ』という曲もあり、閉店時に流れるのはこちらが多いようです。

作曲

作曲者は分かりません。

作詞

作詞者はスコットランドの詩人、ロバート・バーンズ (Robert Burns,1759-1796)です。
彼はスコットランドの伝統的な詩に基づいて作詞しました。
日本語の『蛍の光』は稲垣 千穎(1845-1913)によるものです。

歌詞

Should auld acquaintance be forgot,
and never brought to mind ?
Should auld acquaintance be forgot,
and days of auld lang syne

CHORUS:
For auld lang syne, my dear,
for auld lang syne,
we'll tak a cup o' kindness yet,
for auld lang syne.

And surely ye'll be your pint-stoup !
And surely I'll be mine !
And we'll tak a cup o' kindness yet,
for auld lang syne.

CHORUS

We twa hae run about the braes,
and pou'd the gowans fine ;
But we've wander'd mony a weary fit,
sin' auld lang syne.

CHORUS

We twa hae paidl'd in the burn,
frae morning sun till dine ;
But seas between us braid hae roar'd
sin' auld lang syne.

CHORUS

And there's a hand my trusty fiere !
And gies a hand o' thine !
And we'll tak a right gude-willie waught,
for auld lang syne.

CHORUS

歌詞(蛍の光)

螢の光、窓の雪、
書讀む月日、重ねつゝ、
何時しか年も、すぎの戸を、
開けてぞ今朝は、別れ行く。

止まるも行くも、限りとて、
互に思ふ、千萬の、
心の端を、一言に、
幸くと許り、歌ふなり。

筑紫の極み、陸の奥、
海山遠く、隔つとも、
その真心は、隔て無く、
一つに盡くせ、國の為。

千島の奧も、沖繩も、
八洲の内の、護りなり。
至らん國に、勳しく、
努めよ我が兄、恙無く。

管理人コメント

『友よ、古き昔のために、親愛のこの一杯を飲み干そうではないか』というのがコーラス部分の歌詞です。
とても良い感じですね。
個人的には、お店でこの曲が流れると「即決 or 出直し」を悩むという曲です。

YouTube 動画

 注)歌詞は若干違うようです。