Comin' Thro' the Rye 麦畑(故郷の空)

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Comin' Thro' the Rye(麦畑)はスコットランドの民謡です。
『Comin' Thro' the Rye』の「Rye」はライ麦の意味で、主人公の「ジェニー」が露に濡れたライ麦畑を通ってやって来ます。
「Rye」を川の名前として、「ジェニー」が川の浅瀬を通ってくるという解釈もあるようです。
日本語タイトルは『麦畑』など、日本語の歌詞が付いた『故郷の空』などが知られてます。

作曲

作曲者は不明ですが、スコットランドの曲『Common Frae the Town』のメロディーが使われています。

作詞

作詞者はスコットランドの詩人、ロバート・バーンズ(Robert Burns,1759–1796) (Giovanni Capurro,1859–1920)です。
ロバート・バーンズは『蛍の光』の原曲『オールド・ラング・サイン』の作者でもあります。
日本語の歌詞『故郷の空』は詩人の大和田 建樹(1857-1910)によるものです。

歌詞

O, Jenny's a' weet, poor body,
Jenny's seldom dry:
She draigl't a' her petticoatie,
Comin thro' the rye!

Chorus:
Comin thro' the rye, poor body,
Comin thro' the rye,
She draigl't a' her petticoatie,
Comin thro' the rye!

Gin a body meet a body
Comin thro' the rye,
Gin a body kiss a body,
Need a body cry?

chorus

Gin a body meet a body
Comin thro' the glen
Gin a body kiss a body,
Need the warl' ken?

chorus

Gin a body meet a body
Comin thro' the grain;
Gin a body kiss a body,
The thing's a body's ain.

chorus

歌詞『故郷の空』

夕空晴れて秋風吹き
月影落ちて鈴虫鳴く
思へば遠し故郷の空
ああ、我が父母いかにおはす

澄行く水に秋萩たれ
玉なす露は、ススキに満つ
思へば似たり、故郷の野邊
ああわが弟妹(はらから)たれと遊ぶ

管理人コメント

信号機のメロディーとしても使われているので、今でも街中で聞くことが出来ます。
個人的にはドリフターズが歌っていた「誰かさんと誰かさん」が一番記憶に残っていますが、『故郷の空』もとっても良いですよね。

YouTube 動画

 注)歌詞は若干違うようです。