作曲
作曲者はフランスのヴァイオリニスト、作曲家であったバンジャマン・ゴダール(Benjamin Louis Paul Godard, 1849–1895)です。
彼の代表作がオペラ『ジョスラン』になります。
『Berceuse de Jocelyn ジョスランの子守歌』は1888年に初演されたバンジャマン・ゴダールのオペラ『Jocelyn ジョスラン』の中のアリアです。
ジョスラン(Op. 100)は全4幕のフランス語のオペラで、18世紀末の聖体祭の時期のフランス南東部のグルノーブルとその周辺の山岳地帯を舞台としています。
山岳民族の村に隠れ住むジョスランは、兵士に追われる親子を助けようとしますが、父親は殺されてしまい少年のロレンスだけを連れて逃げます。
彼が助けたロレンスは実は少年ではなくて、若い女性でした。
タイトルは『Oh ! Ne t'éveille pas encore』や単に『Berceuse』などと呼ばれます。
テノールの為の優しい子守歌として知られていて、有名な歌手たちに何度も録音されている人気の曲です。
タイトルをそのまま日本語に訳すと『ああ!まだ目覚めないで
』となり、子供が起きないように囁きながら、聖母マリアに祈りを捧げます。
作曲者はフランスのヴァイオリニスト、作曲家であったバンジャマン・ゴダール(Benjamin Louis Paul Godard, 1849–1895)です。
彼の代表作がオペラ『ジョスラン』になります。
台本はフランスの詩人、画家であったポール・アルマン・シルヴェストル(Paul Armand Silvestre, 1837–1901)と、フランスのオペラ歌手であったヴィクトル・カプル(Joseph Victor Amédée Capoul, 1839–1924)により書かれました。
Oh ! Ne t'éveille pas encore
Pour qu'un bel ange de ton rêve
En déroulant son long fil d'or
Enfant, permette qu'il s'achève
Dors ! Dors ! Le jour, à peine a lui
Vierge sainte, veillez sur lui
とても優しくて美しい曲です。
テノールの曲なんですが、YouTube動画は女性が演奏しているものが多く、リンクも女性のものにさせていただきました。
優しい子守歌なので、女性が歌うのも全然オッケイです。
本来はテノールの曲です。