Casta Diva
清らかな女神

< オペラのアリア

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『Casta Diva 清らかな女神』は1831年に初演されたヴィンチェンツォ・ベッリーニのオペラ『Norma ノルマ』の中のアリア(カヴァティーナ)です。

オペラ『ノルマ』

紀元前100年頃~紀元前50年頃のローマ占領下のガリア地方、ドルイド僧の長オロヴェーゾは僧たちと共に侵略してくるローマ軍に対する勝利を祈ります。
僧たちはオロヴェーゾの娘で巫女のノルマが、ローマ軍との和平の為に立ち上がることを望んでいます。
ところが巫女のノルマは、ローマ帝国のガリア地方総督ポリオーネと恋人関係にあって、秘密のままに二人の子供を産んでいました。
そしてポリオーネの心は、ノルマから離れて若き巫女アダルジーザ移ってしまいます。

アリア(カヴァティーナ)『清らかな女神』

第一幕 ドルイド教徒の森、巫女ノルマはローマに対する人々の蜂起を許さず、女神が天に築いた平和を地上にももたらすように懇願して歌います。

作曲

作曲者はイタリアのオペラ作曲家、ヴィンチェンツォ・ベッリーニ(Vincenzo Salvatore Carmelo Francesco Bellini, 1801–1835)です。
ベッリーニは「ベルカント・オペラ」の中心人物として、多くの作曲家に影響を与えました。

台本

台本はタリアの詩人で文学・神話学の学者でもあったフェリーチェ・ロマーニ(Giuseppe Felice Romani, 1788–1865)により書かれました。

歌詞(イタリア語)

Casta Diva, che inargenti
queste sacre antiche piante,
a noi volgi il bel sembiante
senza nube e senza vel.

Tempra, o Diva,
tempra tu de’ cori ardenti
tempra ancora lo zelo audace,
spargi in terra quella pace
che regnar tu fai nel ciel.

管理人コメント

美しい曲ですよね。
さらに歌手の方に求められるテクニックもまたすごいですね。
有名なアリアで、リサイタルなどで単独で歌われることも多いようです。

YouTube 動画

Asmik Grigorian の演奏です。