Che farò senza Euridice?
エウリディーチェを失って

< オペラのアリア

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概要

『Che farò senza Euridice? エウリディーチェを失って』は1762年に初演されたクリストフ・ヴィリバルト・グルックのオペラ『Orfeo ed Euridice オルフェオとエウリディーチェ』の中のアリアです。

オペラ『オルフェオとエウリディーチェ』

妻エウリディーチェを失ったオルフェオが悲嘆にくれ、妻を取り返すために黄泉の国と下る決意をすると、そこに愛の神アモーレが現れます。
アモーレはオルフェオに黄泉の国へ下ることと妻を取り返すことを許しますが、条件として地上に戻るまでは妻の姿を見てはならないと告げます。

アリア『エウリディーチェを失って』

第三幕 黄泉の国から地上へと戻る洞窟の中、オルフェオはエウリディーチェを探し出し、共に地上へと向かいます。
アモーレとの約束に従いオルフェオは妻の方を見ようとせず、何の説明もなく夫の行動が理解できないエウリディーチェは、夫の不貞を疑い嘆きます。
ついに我慢できなくなったオルフェオが振り返ると、エウリディーチェは倒れて息絶えます。
アリアは再びエウリディーチェを失ったオルフェオが、その悲しみを歌います。

作曲

作曲者はドイツ生まれのイタリア・フランス・オペラの作曲家であったクリストフ・ヴィリバルト・グルック(Christoph Willibald Gluck, 1714–1787)です。
彼は生涯に49曲ものオペラを書き、最も有名な作品は『Orfeo ed Euridice オルフェオとエウリディーチェ』です。

台本

イタリア語の台本はイタリアの詩人、台本作家であったラニエーリ・デ・カルツァビージ(Ranieri de' Calzabigi, 1714–1795)により書かれました。

歌詞(イタリア語)

Che farò senza Euridice?
Dove andrò senza il mio ben?
Che farò?
Dove andrò?
Che farò senza il mio ben?
Dove andrò senza il mio ben?

Euridice! Euridice!
O Dio! Rispondi!
Rispondi!

Io son pure il tuo fedele!
Io son pure il tuo fedel, il tuo fedele!

Che farò senza Euridice?
Dove andrò senza il mio ben?
Che farò?
Dove andrò?
Che farò senza il mio ben?
Dove andrò senza il mio ben?

Euridice! Euridice!
Ah! Non m'avanza
più soccorso, più speranza
nè dal mondo, nè dal ciel!

Che farò senza Euridice?
Dove andrò senza il mio ben?
Che farò?
Dove andrò?
Che farò senza il mio ben?
Dove andrò?
Che farò?
Che farò senza il mio ben?
Senza il mio ben?
Senza il mio ben?

日本語訳

エウリディーチェが居なくて、私はどうしたらいいのか?
愛する人が居なくて、私はどこへ行くのか?
私はどうしたらいいのか?
私はどこへ行くのか?
愛する人が居なくて、私はどうしたらいいのか?
愛する人が居なくて、私はどこへ行くのか?

エウリディーチェ! エウリディーチェ!
おお神よ! 答えてください!
答えてください!

私はずっとあなたに忠実な者だ!
私はずっとあなたに忠実な者だ! あなたに忠実な者だ!

エウリディーチェが居なくて、私はどうしたらいいのか?
愛する人が居なくて、私はどこへ行くのか?
私はどうしたらいいのか?
私はどこへ行くのか?
愛する人が居なくて、私はどうしたらいいのか?
愛する人が居なくて、私はどこへ行くのか?

エウリディーチェ! エウリディーチェ!
ああ! もはや私には
この世にも、天からも
助けも希望も与えられない!

エウリディーチェが居なくて、私はどうしたらいいのか?
愛する人が居なくて、私はどこへ行くのか?
私はどうしたらいいのか?
私はどこへ行くのか?
愛する人が居なくて、私はどうしたらいいのか?
私はどこへ行くのか?
私はどうしたらいいのか?
愛する人が居なくて、私はどうしたらいいのか?
愛する人が居なくて?
愛する人が居なくて?

管理人コメント

美しくて悩ましいアリアです。
声種の指定はカストラートや、テノール、オートコントル、それにメゾソプラノなどもあるようで、とにかく美しい声が求められるようです。
動画はカウンターテナーによる演奏をリンクさせていただきました。

YouTube 動画

Jakub Józef Orliński の演奏です。