Ernani, Ernani involami
エルナーニよ、いっしょに逃げて

< オペラのアリア

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概要

『Ernani, Ernani involami エルナーニよ、いっしょに逃げて』は1844年に初演されたジュゼッペ・ヴェルディのオペラ『Ernani エルナーニ』の中のアリアです。

オペラ『エルナーニ』

1519年のスペインとドイツ、盗賊の頭目エルナーニは憂鬱の理由を盗賊たちに問われると、老貴族シルヴァの姪エルヴィーラに恋をしているが、彼女は叔父であるシルヴァと結婚させられようとしていると語ります。
盗賊たちはエルヴィーラの誘拐を企てます。
一方でエルナーニによる助けを望むエルヴィーラのもとには、彼女に想いを寄せるスペイン王のドン・カルロが現れ、エルヴィーラへの愛を語ります。

アリア(カヴァティーナ)『エルナーニよ、いっしょに逃げて』

第一幕 エルヴィーラの居室、迫るシルヴァとの結婚を憂うエルヴィーラが、エルナーニが自分を救出してくれると信じて歌います。

作曲

作曲者はイタリアの作曲家、ジュゼッペ・ヴェルディ(Giuseppe Fortunino Francesco Verdi, 1813–1901)です。
ヴェルディはオペラ王の異名を持ち、『ナブッコ』『リゴレット』『椿姫』『アイーダ』などの名作を残しています。

台本

台本はイタリアのオペラ台本作家フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ(Francesco Maria Piave, 1810–1876)により書かれました。

歌詞(イタリア語)

Surta è la notte, e Silva non ritorna!
Ah, non tornasse ei più!
Questo odiato veglio,
che quale immondo spettro ognor m'insegue,
col favellar d'amore,
più sempre Ernani mi configge in core.

Ernani!... Ernani, involami
all'abborrito amplesso.
Fuggiam... se teco vivere
mi sia d'amor concesso,
per antri e lande inospiti
ti seguirà il mio piè.
Un Eden di delizia
saran quegli antri a me.

日本語訳

夜になったのに、シルヴァは帰らない!
ああ、もう帰ってこなければ!
忌まわしい亡霊のように、いつも私を追い回す
あの憎らしい老人が
愛を語るほどに
エルナーニがさらに私の心に刺し込まれる

エルナーニ!エルナーニ
あの忌まわしい抱擁から、私を連れ去って
逃げ出して、もし貴方と共に暮らし
愛し合うことが許されるなら
洞窟であろうと荒れ野であろうと
私の足は貴方について行く
私にはそんな洞窟も
喜びの楽園となる

管理人コメント

美しいカヴァティーナです。
動画も前記の歌詞も、シェーナ『日は沈み、シルヴァはまだ戻らない』に引き続いて、カヴァティーナ『エルナーニよ、いっしょに逃げて』となります。

YouTube 動画

Gemma Summerfield の演奏です。