作曲
作曲者はイタリアのロマン派の作曲家、ガエターノ・ドニゼッティ(Domenico Gaetano Maria Donizetti, 1797–1848)です。
ドニゼッティは70曲近くのオペラを残した、19世紀前半のイタリアを代表するオペラ作曲家です。
『Il dolce suono 甘美な響き』は1835年に初演されたガエターノ・ドニゼッティのオペラ『Lucia di Lammermoor ランメルモールのルチア』の中のアリアです。
17世紀のスコットランド、ランメルモールの領主エンリコは妹ルチアの恋人エドガルドのレイヴンズウッド家に憎しみを抱いていて、妹ルチアを他の男性と結婚させようと画策します。
第三幕 広間、『Mad Scene 狂乱の場』と呼ばれるシーンのアリアで、無理やり結婚させられたルチアが新郎アルトゥーロを刺し殺し、正気を失って血まみれのままで広間に現れ、エドガルドと結ばれる妄想を歌います。
作曲者はイタリアのロマン派の作曲家、ガエターノ・ドニゼッティ(Domenico Gaetano Maria Donizetti, 1797–1848)です。
ドニゼッティは70曲近くのオペラを残した、19世紀前半のイタリアを代表するオペラ作曲家です。
台本はイタリアの台本作家で劇作家のサルヴァドーレ・カマラーノ(Salvadore Cammarano, 1801–1852)により書かれました。
彼の代表作が『ランメルモールのルチア』です。
Il dolce suono
Mi colpi di sua voce! Ah! quella voce
M' è qui nel cor discesa!
Edgardo; io ti son resa;
Fuggita io son da' tuoi nemici ... Un gelo
Mi serpeggia nei sen!.. trema ogni fibra!
Vacilla il piè! Presso la fonte, meco
T'assidi alquanto ... Ahimè! ... sorge il tremedo
Fantasma e ne sepára! ...
Qui ricoviamci, Edgardo a piè dell' ara
Sparsa è di rose!.. Un' armonia celeste
Di', non ascolti?.. Ah l'inno
Suona di nozze!.. Il rito
Per noi, per noi s'appressa! ... Oh me felice!
Oh gioja che si sente, o non si dice?
Ardon gl' incensi ... splendon
Le sacre faci intorno!
Ecco il ministro! Porgimi
La destra ... Ah lieto giorno!
Alfin son tua: sei mio!
A me ti dona un Dio ...
Ogol piacer più grato
Mi fia con te diviso ...
Del cìel clemente un riso
La vita a noi sarà!
甘美な音色
彼の声が私を打つ! ああ! あの声が
私の心の中に入りこんだ!
エドガルド、私はあなたのところに戻る
あなたの敵から逃れてきた・・・
冷たいものが私の身体を這いのぼってくる・・・体中が震える!
足がよろめく!
泉の近くであなたと腰掛ける・・・ああ・・・
恐ろしい幽霊が現れて、私たちを引き離す!
エドガルド、ここの祭壇の下に隠れましょう
バラが散りばめられた・・・
天上のハーモニーが聞こえない?
ああ、結婚式のように讃美歌が鳴り響く
私たちのために、儀式の準備がされて・・・ああ、幸せ!
ああ、喜びを感じる、言葉に出来ないほどに?
香がかぐわしく焚かれて・・・
神聖なる灯が辺りを輝かせる!
ほら、牧師様が!
右手を差しのべて・・・ああ、幸せな日!
ようやく私はあなたのもの、あなたは私のもの!
神様があなたを私に与えてくれた・・・
より大きな喜びを
あなたと分かち合えるように・・・
私たちの人生には
天の慈悲深い微笑みがある!
オペラの『狂乱の場』は映像的にかなり怖いですが、動画は大丈夫なものをリンクさせていただきました。
長いアリアで、しかもとても難易度が高いので、歌手の方は大変だと思います。
聴く方も一生懸命ですが、時間を忘れます。
Nadine Sierra の演奏です。