Le veau d'or est toujours debout
金の子牛の歌

< オペラのアリア

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概要

『Le veau d'or est toujours debout 金の子牛の歌』は1859年に初演されたシャルル・グノーのオペラ『Faust ファウスト』の中のアリアです。

オペラ『ファウスト』

16世紀のドイツ、老学者のファウストが自身の研究が無駄だったと嘆いて、毒を飲んで死のうとしますが、聖歌隊の合唱を耳にして思いとどまります。
ファウストは希望と信仰を呪い、地獄の導きを求めます。
するとそこに、悪魔メフィストフェレスが現れて、糸車に座るマルグリートの魅惑的なイメージを見せながら、地獄での奉仕と引き換えに若返りの妙薬を差し出します。

アリア『金の子牛の歌』

第二幕 城門にて、マルグリートの兄ヴァランタンは戦場へと向かうことになり、留守中のマルグリートの世話を友人のジーベルに頼みます。
そこにメフィストフェレスが登場して、神の力も金には敵わないと歌います。

作曲

作曲者はフランスの作曲家のシャルル=フランソワ・グノー(Charles-François Gounod, 1818–1893)です。
グノーは12のオペラを作曲していて、その中でも『ファウスト』が最も人気を博しました。

台本

台本はフランス語で、フランスの詩人、作家、オペラ台本作家のジュール・バルビエ(Paul Jules Barbier, 1825–1901)と、フランスの台本作家ミシェル・カレ(Michel Carré, 1821–1872)により書かれました。

歌詞(フランス語)

MÉPHISTOPHÉLÈS:
Le veau d'or est toujours debout!
On encense
Sa puissance,
D'un bout du monde à l'autre bout!
Pour fêter l'infâme idole
Roi et peuples confondus,
Au bruit sombre des écus,
Dansent une ronde folle
Autour de son piédestal!…
Et Satan conduit le bal!

CHŒUR:
Et Satan conduit le bal!

MÉPHISTOPHÉLÈS:
Le veau d'or est vainquer des dieux!
Dans sa gloire
Dérisoire
Le monstre abjecte insulte aux cieux
Il contemple, ô rage étrange!
A ses pieds le genre humain
Se ruant, le fer en main,
Dans le sang et dans la fange
Où brille l'ardent métal!
Et Satan conduit le bal!

CHŒUR:
Et Satan conduit le bal!

管理人コメント

早口でまくしたてる感じのバス・バリトンのアリアです。
歌っているのがメフィストフェレスなので、歌詞もとても不敬なものです。
この後に悪魔であることが村人たちにバレて、メフィストフェレスは追い払われます。

YouTube 動画

Deyan Vatchkov の演奏です。