作曲
作曲者はオーストリアの音楽家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart, 1756-1791)です。
誰もが知るウィーン古典派を代表する作曲家です。
モーツァルトが作曲した曲は、断片を含めると900曲以上に及び、声楽曲も器楽曲も多数残されています。
モーツァルトの作品はケッヘル番号と呼ばれる「K. + 数字」で整理されていて、オペラ『後宮からの誘拐』は K. 384 になります。
『Martern aller Arten どんな拷問が待っていようと』は1782年に初演されたヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのオペラ『Die Entführung aus dem Serail 後宮からの誘拐』の中のアリアです。
16世紀のトルコ太守セリムの後宮、スペインの貴族ベルモンテの婚約者コンスタンツェは、海賊にさらわれてセリム大公に売られてしまい、セリムの後宮で捕らわれの身となっています。
婚約者のコンスタンツェを救出しようと、後宮へと潜入したベルモンテが奔走する物語りです。
第二幕、婚約者ベルモンテが救出のために潜入していることを知らないコンスタンツェに、セリム大公が求愛を拒むなら暴力を使うと脅します。
しかしコンスタンツェは毅然とした態度で、どのような苦しみにも屈しないと歌います。
作曲者はオーストリアの音楽家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart, 1756-1791)です。
誰もが知るウィーン古典派を代表する作曲家です。
モーツァルトが作曲した曲は、断片を含めると900曲以上に及び、声楽曲も器楽曲も多数残されています。
モーツァルトの作品はケッヘル番号と呼ばれる「K. + 数字」で整理されていて、オペラ『後宮からの誘拐』は K. 384 になります。
台本はオーストリアの劇作家、演出家、台本作家のゴットリープ・ステファニー(Johann Gottlieb Stephanie d. J. , 1741–1800)により書かれました。
Martern aller Arten
Mögen meiner warten.
Ich verlache Qual und Pein.
Nichts soll mich erschüttern,
Nur dann würd' ich zittern,
Wenn ich untreu könnte sein.
Lass dich bewegen,
Verschone mich!
Des Himmels Segen
Belohne dich!
Doch du bist entschlossen.
Willig, unverdrossen
Wähl' ich jede Pein und Not.
Ordne nur, gebiete,
Lärme, tobe, wüte,
Zuletzt befreit mich doch der Tod!
激しくて技巧的なアリアですね。
このオペラを聴いた依頼主のオーストリア皇帝ヨーゼフ2世から「音が多すぎるのでは?」と言われたモーツァルトは、「音は必要な数だけあります、陛下」と答えたとか?
Florie Valiquette の演奏です。