Wohl denn, gefasst ist der Entschluss!
さあ、これで決心がついたわ

< オペラのアリア

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概要

『Wohl denn, gefasst ist der Entschluss! さあ、これで決心がついたわ』は1849年に初演されたオットー・ニコライのオペラ『Die lustigen Weiber von Windsor ウィンザーの陽気な女房たち』の中のアリアです。

オペラ『ウィンザーの陽気な女房たち』

15世紀のイギリスのウィンザー、太っちょで好色漢の困窮した貴族ファルスタッフから、同じタイミングで同じ文面の恋文をそれぞれに受け取ったフルート夫人とライヒ夫人は、彼を懲らしめてやろうと作戦を練ります。
一方でライヒ夫人の娘アンナは、母親からはフランス人のカイウス医師を、父親からは内気な貴族シュペルリッヒを結婚相手として推されていますが、本人は貧乏なフェントンと恋仲にあります。

アリア『さあ、これで決心がついたわ』

第三幕、フルート夫人とライヒ夫人はそれぞれの夫を集めて、ファルスタッフを懲らしめる計画の全容を明かします。
真夜中のウィンザーの森にファルスタッフを呼び出して盛大な仮面舞踏会を行なうというものです。
アンナは両親の思惑に反して、フェントンと森の教会で結婚式を挙げようと決心して歌います。

作曲

作曲者はドイツの作曲家、指揮者であったカール・オットー・エーレンフリート・ニコライ(Carl Otto Ehrenfried Nicolai, 1810-1849)です。
彼は『ウィンザーの陽気な女房たち』の作曲者として最もよく知られています。
またウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の創設者の一人でもあります。

台本

台本はドイツ系ユダヤ人の作家、劇作家、詩人、台本作家であったザロモン・ヘルマン・モーゼンタール(Salomon Hermann Mosenthal, 1821–1877)により書かれました。

歌詞(ドイツ語)

Wohl denn, gefasst ist der Entschluss' Nun gilt's,
Die Tat besonnen zu vollführen! Du,
Die treue Liebe schützt, o holde Fee
Titania, beschütze denn auch
Und leihe mir dein weisses Flügelkleid,
Um licht und leicht zum schönen Ziel zu schweben!

Nicht eine grüne Hülle soll mich bergen,
Auch eine purpurrote nicht!
Nein, weiss sei mein Gewand,
Der Schleier weiss und auch der Kranz,
Der seine Lilien durch die Locken schlinget.
So schweb ich dir, Geliebter, zu,
So kennst du mich, so nahest du
Und schwörest dich auf ewig mein,
Und ich mich dein - ganz dein!

Tief in dem hohen, dunklen Wald
Winkt uns verschwiegner Aufenthalt,
Es leuchtet uns des Mondes Silberhelle
Auf stillem Pfad zur heil'gen Waldkapelle.

Und bist du dann, Geliebter, mein,
Und bin'ich unauflöslich dein,
Dann reicht Verzeihung auch die Hand
Und segnet unser Band.

O selige Träume,
O süsses Glück!
Ihr gaukelt so golden
Vor meinem Blick!
Die Wolken verschwinden,
Es lächelt das Blau,
Und Strahlen des Mondes
Versilbern die Au'!
Erfüllung, sie nahet
Im rosigen Glanz
Und reicht treuer Liebe
Den strahlenden Kranz!

日本語訳

さあ、それでは、決心はついた、今こそ
よく考えて実行するだけ! ああ
誠実な愛を守る、おお、愛らしい妖精
ティタニアよ、私のことも護れ
その白い羽の衣を貸してほしい
明るく軽やかに、すばらしい目標に飛んでいくために!

緑の服で私を匿うことはないし
深紅の服もない!
そう、私の衣裳は白になる
ヴェールも白で
髪に編みこませる百合の花冠も同じ
こうして、私は愛しいあなたのところに飛んで行く
それで、あなたは私に気づいて、近寄って来て
そうして、あなたは永遠に私のものだと誓う
すると私もあなたのものだと、全てがあなたの!

高くて暗い森の奥深く
黙した憩いが私たちを待ち受け
明るい銀の月が照らす
神聖な森の礼拝堂へと導く、静かな小道を

そして、あなたはその後に私の愛しい人となり
私はあなたと強く結ばれ
そうすれば両親からの許しも届いて
私たちの絆を祝福する

おお、至福の夢よ
おお、甘美な幸せよ!
お前たちは金色に輝き
私の目の前をひらひらと舞う!
雲は消え去り
青空が微笑み
月の光は
野原を銀色に染める!
願いがかなう時が
バラ色の光の中から近づき
誠実な愛に
輝く花冠を差し出す!

管理人コメント

甘くて美しいアリアです。
このオペラの台本はシェイクスピアの同名の喜劇に基いていて、同じ原作からヴェルディの『ファルスタッフ』も作られています。

YouTube 動画

Chiara Skerath の演奏です。