1月生まれの作曲家を紹介
1月生まれの作曲家はモーツァルト、ウェーバー、シューベルトが挙げられます。
フルネームはヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(独: Wolfgang Amadeus Mozart)、1756年1月27日に今のオーストリアのザルツブルクで生まれ、神童と呼ばれて5歳の時にはもう最初の作曲を行っています。
1791年に35歳の若さで没するまでに、声楽曲や器楽曲を900曲以上も作曲しています。
オペラ『フィガロの結婚』、宗教曲『アヴェ・ヴェルム・コルプス』、セレナード『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』、ピアノのための変奏曲『きらきら星変奏曲』などは、クラシック音楽ファンでない方でも聞いたことのある曲です。
『きらきら星変奏曲』は当時フランスで流行していた恋の歌『ああ、お母さん、あなたに申しましょう』による変奏曲で、この旋律が後に童謡『きらきら星』として知られるようになり、日本では『きらきら星変奏曲』と呼ばれています。
フルネームはカール・マリア・フリードリヒ・エルンスト・フォン・ウェーバー(独: Carl Maria Friedrich Ernst von Weber)、1786年11月18日にドイツのオイティーンで生まれ、11歳で初めてオペラを作曲しています。
従姉のコンスタンツェはモーツァルトの妻でした。
若い頃にエッチング用の硝酸をワインと間違え飲んでしまい、声を出せなくなったのですが、それ以前はかなりの美声だったようです。
有名な作品は、ドイツ・ロマン派オペラの様式を確立したと言われる『魔弾の射手』や、英語のオペラ『オベロン』などがあります。
『魔弾の射手』は意のままに命中する弾を持つ射撃手の話で、7発中6発は射手の望むところに必ず命中するが残りの1発は悪魔の望む箇所へ命中するという、ドイツの民間伝説に登場するものです。
フルネームはフランツ・ペーター・シューベルト(独: Franz Peter Schubert)、1797年1月31日に今のオーストリアのリヒテンタールで生まれ、1828年に31歳の若さで没するまでに、多くの交響曲、室内楽曲、ピアノ曲、歌曲、オペラなどを残しています。
とくにドイツ語の歌曲は576曲もあり、『歌曲の王』と称されています。
歌曲の中でもよく知られているであろう曲は『魔王』『アヴェ・マリア』『ます』『冬の旅』などがあります。
『魔王』はゲーテの詩を用いて作曲された曲で、高熱を出した幼い息子、息子を腕に抱いて夜の闇を馬で医者へと急ぐ父親、うなされた息子が見る幻の魔王、語り手の四役を一人の歌手が歌います。
嵐の中を疾走する馬車、しのびよる魔王の不気味な影、高熱にうなされる息子の叫び声などが巧みに表現された名曲です。
アレグロ・ヴィヴァーチェとは 意味・速さ
アレグロとヴィヴァーチェはどちらもイタリア語で、アレグロ(allegro)が『陽気な』、ヴィヴァーチェ(vivace)が『活気のある』という意味の別々の単語です。
これを楽譜における速度標語として用いると以下のような意味合いになります。
Allegro(アレグロ)速く、速くて陽気な、快活な
Vivace(ヴィヴァーチェ)活発に速く、生き生きと
どちらも速度標語ですが、速度と一緒に語源から感じ取れるような気分や表情が求められています。
この二つの速度記号が一緒に用いられた場合の意味合いは以下のようになります。
Allegro vivace(アレグロ・ヴィヴァーチェ)快活に速く、allegroより速く
速さのイメージはアレグロよりも早いくらいですね。
もう少し具体的に速さを知りたい方がいらっしゃると思いますので、練習をする時の目安としてメトロノームに書かれている数字を参考に記しますが、メトロノームのメーカーによっても違うと思いますので参考としてください。
Allegro = 132
Vivace = 160
速度は時代によって変化するものですし、気分や表情は速度だけでは表せないので、練習を始めるときの目安として使ってください。
このHPでは、アレグロ・ヴィヴァーチェをメッセージとして、明るく楽しく音楽に取り組んでいる方を応援しています。
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ピアノを弾いてみたいけれど楽譜が読めない、読めるようになるか心配、そんな方もいらっしゃると思います。
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作曲家の事を知らなくても音楽は楽しいですが、作曲家を知ることで彼らが表現しようとした曲の世界にもう一歩踏み込むことができると思います。
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世界の民謡
世界の民謡をご紹介します。
民謡の中にはよく知られている名曲がたくさんあります。
弾いて良し、歌って良しな名曲ばかりですが、意外とその素性(背景)が知られていないので、演奏の参考になればと思いまとめてみました。
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